TPM.CO 氏に誘われて人体の不思議展を観た
人体の断面 →
東京国際フォーラムで開催されている「人体の不思議展」
ここには本物の人体(=死体)が展示されている
プラストミックという方法で人体標本を作るんだそうで
本物の人体がそこにあるのに腐敗しないのである
標本は、筋肉、血管、神経などを個別に分解して見せてくれる
臓器も一つ一つ取り出し、時にはスライスまでしてくれる
これらの人体分解図を見ると、臓器の機能性よりも、その収納性に驚かされる
各パーツは思っていた以上にコンパクトで、合理的に収まっているのだ
ところで、標本はもちろん本物の人体である
この人体はかつて生きていて、どこかで生活していたハズだ
だが、幾つもの標本を見ても、そこにリアリィティを感じない
たとえば
頭スライス →
とか
顔面スッポリ引き上げ →
とか・・・
これじゃギャグです!(失礼)
ザクザクに刻んだ人体を見せられてもリアルを感じない
だが、標本の表面に残る「皮膚」はエグイ
「まぶた」「うぶ毛」「指の皺」
普段見慣れている「人間の表層=皮膚」はとてもリアルだ
「皮膚」とはすなわち、他者と自分を隔てる境界であり、感情のインターフェイスなのである
最後に、「脳みその重さ」を体験出来るコーナーがあった
本物脳みそ →
・・・微妙~な重さでした